こんにちは!ぷくたくです。
今回はダイワのハイスタンダードなシーバスロッド『21 ラブラックス AGS』についてご紹介していきたいと思います!
私は90MLと96Mの2本を所有しており、シーバスはもちろん、フラットフィッシュやショアラバ、ちょい投げなど多くのシーンで使用しています。
とにかく使いやすいロッドで、一度使えば誰もがこのロッドのスゴさに気づくはず…!
中級クラスのロッドからワンランク上のロッドを手にしたいと考えている方におすすめです!
それでは見ていきましょう!
目次
21 ラブラックス AGSのスペックは次の通り。
品名 | 全長 (m) | 仕舞 (㎝) | 自重 (g) | ルアー 重量(g) | 適合 ライン PE(号) |
86ML | 2.59 | 133 | 112 | 7-35 | 0.6-1.5 |
90L | 2.74 | 141 | 113 | 5-28 | 0.5-1.2 |
90ML | 2.74 | 141 | 115 | 7-35 | 0.6-1.5 |
93ML | 2.82 | 145 | 123 | 7-35 | 0.6-1.5 |
93M | 2.82 | 145 | 131 | 10-50 | 0.8-2.0 |
96ML | 2.90 | 149 | 130 | 7-35 | 0.6-1.5 |
96M | 2.90 | 149 | 136 | 10-50 | 0.8-2.0 |
96MH | 2.90 | 149 | 150 | 12-60 | 1.0-2.5 |
100ML | 3.05 | 156 | 134 | 7-35 | 0.6-1.5 |
100M | 3.05 | 156 | 144 | 10-50 | 0.8-2.0 |
110M-3 | 3.35 | 118 | 167 | 10-50 | 0.8-2.0 |
110MH-3 | 3.35 | 118 | 180 | 12-60 | 1.0-2.5 |
21 ラブラックス AGSは計12種類のスペックが用意されています。
都市型河川や港湾などで小型のミノを扱うシーンから磯やサーフからメタルジグ等を大遠投するシーンまで、自分の釣りにマッチするスペックを選ぶことができますよ!
90MLは湾奥シーバス用に、96Mは大型河川の河口やサーフで使用しています!
続いて21 ラブラックス AGSの特徴について解説していきます。
21 ラブラックス AGSはダイワのハイエンドモデル「モアザン」に続いて2番手に位置するシーバスロッドです。
残すところ最上級モデル「モアザン」のみというハイグレード仕様!
ロッドの特徴をご紹介する前に、まずはその見た目のカッコよさヤバくないですか…?
『ブラック×シルバー』というシックで高級感のあるデザインとなっており、所有欲を満たしてくれることは間違いないでしょう!!
21 ラブラックス AGSをご紹介するうえで欠かせないのが、名前にもある『AGS』です。
AGSとはエアガイドシステムの略称で、ダイワが世界に誇る独自技術(DAIWA TECHNOLOGY)のひとつ。
ガイドフレームがカーボン素材で成型されており、大幅な軽量化、剛性と感度UPを実現しています!
カーボン素材はチタン素材に比べ約40%も軽く、約3倍の剛性を誇ります。
AGSはこれまでダイワのシーバスロッドのハイエンドモデル「モアザン」のみに搭載されていましたが、2015年からラブラックスシリーズにも搭載されるようになりました。
公式サイトにもあるように、21 ラブラックス AGSのコンセプトは『振感覚』です。
文字通り「キャスト」と「感度」にとことんこだわり抜いています!!
振=キャスト性能の向上
シーバスフィッシングはとにかくキャストを繰り返し、シーバスの居場所を探し、バイトしてくるレンジを見つけると同時に、最適なルアー(アクション・大きさ)を最適な軌道で通してあげる…。
いわば仮説を立てて、キャストを繰り返しながら答えを突き詰めていく釣りになります。
21 ラブラックス AGSはブランクスの設計を根本的に見直し、軽量化と細身化を実現しているので他のロッドと比べて振り抜き感がまるで違います…!
軽い力で振り抜くことができ、スイングスピードも上がるので当然ルアーの飛距離もその先へと伸びてくれますよ!
極端に言うとメバリングロッドみたいに軽く振り抜けます!!
ここで重要になってくるのがAGS(エアガイドシステム)です。
どれだけブランクスが細くて軽くても、ガイドが重たければ振り抜いた際の遠心力でティップがブレブレになりますよね…。
バスケのシュートや野球のピッチングでもフォロースルーが良くないとコントロールが定まらないのと一緒です!
AGSの採用(ガイドの軽量化)により、振り抜いた際の遠心力によるティップのブレを最小限に抑えることができ、キャスタビリティの向上を実現しました。
つまり、21 ラブラックス AGSはあらゆるルアーが投げやすく、より遠くに飛び、キャスト精度も良いので、狙いたいポイントをよりタイトに攻めることができるのです!
感=感度の向上
また、シーバスフィッシングにおいてロッドの感度の良さが釣果に直結するといっても過言ではありません。
ロッドを通じてルアーの着底が分かるのはもちろんのこと、ルアーの動き、流れの速さや流れの変化なども確実に伝わってきます…!
驚くことにローリング主体の動きがおとなしいルアーでさえも手元に微振動が伝わってきます…!
これにより、たとえリールの番手が変わってもロッドの振動具合でルアーの動きやリトリーブスピードを把握することができますよね!
また、リトリーブ中に流れの速さや水中での流れの変化も感じられるので、カケアガリや流芯との境界など、シーバスが居着く場所や捕食ポイントを見つけやすくなる=釣果UPに繋がるのです!
21 ラブラックス AGSのブランクスはHVFナノプラスを採用しています。
現在市販されているロッドの約99%は素材にカーボンを使用しているので、カーボンを使用していること自体は別に特筆すべきことではありません。
そんな中、ダイワはより軽く、より強いカーボンシートについて長年研究をしており、辿り着いたのが「HVF」なのです。
HVFとはHigh Volume Fiberの略で、密度がある(より多くの)カーボン繊維という意味です。
「高密度HVFカーボン」を使用することで、21ラブラックスAGSのような細身のブランクスでもしなやかかつパワフル、そして粘り強い仕上がりとなっています。
上の写真を見ると、同じ21 ラブラックス AGSでもスペックによってリールシートの形状が異なるのがお分かりいただけると思います。
21 ラブラックス AGSはダイワテクノロジーのエアーセンサーシート(AIR SENSOR SEAT)を採用。
細かなロッド操作が必要になる86ML、90L、90MLはエアセンサースリムシート、そのほかのスペックでは遠投に最適なエアセンサーオーバルシートにしています。
確かに港湾等で小型のルアーを投げる釣りとサーフや磯でメタルジグを遠投する釣りでは、ロッドの握り方・持ち方は若干違いますよね!
用途によってリールシートの形状を変えることにより、ロッドの操作性をUPさせ、感度がより手元に伝わりやすいようになっています!!
エアーセンサーシートの素材は軽量化と強度を高めたカーボンファイバーを使用しています。
その他にもブランクスのねじれに強い「X45」、ジョイント部分の負荷を分散しスムーズな曲がりを実現させる「V-JOINT」などのダイワの独自技術がふんだんに盛り込まれています!
最後に実際に使用してみた私個人の感想をご紹介します!
振り返ってみると、これまでのシーバスロッドはルアーニスト→ラテオ→ラブラックスと段階的にグレードを上げてきました。
エントリーモデルのルアーニスト、コスパ最強のラテオ!
まずはじめてラブラックスを手に取ったときに、とにかく軽い!とびっくりしたのを今でも覚えています。
次にルアーニストやラテオに比べて圧倒的にシャープなラブラックスに、失礼ながら「大丈夫なのか?」と感じました…w
でもそんな不安はキャストをするとすぐに吹っ飛びました!
全体的にシャキッとしたテーパーで曲がるけどだわつきがあるわけではなく復元力も高い…!
振り抜いた際のティップがぶるんぶるんとブレることなく、パシっとスムーズに止まる感じです!
それでもってバッドパワーもしっかり残っていて「あ、やっぱりシーバスロッドなんだな!」と実感しました。
ブランクスがシャープなのでキャスト時の空気抵抗が少なく、爽快な振り抜きがクセになります。
軽い力で振り抜けるので、女性や子供にもおすすめできると思います!
疲れ知らずというか、何投でも投げれちゃいます!w
感度は当然ながらルアーニストやラテオと比べて本当に別格。
リトリーブ中のブルブルとしたルアーの動きが手元に伝わり、フックがごくごく小さなゴミを拾った時でも、ロッドを通じてすぐに違和感をキャッチすることができます。
ルアーが滞留ポイント→流れのあるポイントに入った時などもよく分かるので、ロッドが変わるだけでこんなに情報収集ができるんだなとびっくりしました。
そしてすぐにもう1本ラブラックスを購入し現在に至ります(笑)
いかがでしたか?
この記事では『21 ラブラックス AGS』ついてご紹介してきました。
21 ラブラックス AGSはダイワが世界に誇る独自技術(DAIWA TECHNOLOGY)により、軽さ、快適性、感度をとことん突き詰めた最高の1本です。
決して安いロッドではないですが買って損はありません。
気になる方はぜひ手に取ってみてください♪
▼釣具に関する記事はこちら!
▼釣行日記はこちら!
最後まで読んでいただきありがとうございました。