こんにちは!ぷくたくです。
今回はショアジギングのお話。
青物シーズンやタチウオシーズンになると急激に人気が高まるショアジギング!

私が住んでいる岡山県でも数年前から青物の回遊が増え、ショアジギング人口が増えてきています!
メタルジグを遠投するショアジギングでは、大型の青物が釣れる事もあるので非常に夢のある釣りですよね。

さかな代表としてこのブログに登場しますが、そんな私よりはるかに大きい魚がショアから釣れることもあるんです…!
そんなショアジギングで欠かす事が出来ないのが、強い引きにもびくともしない堅牢なリールです。
今回は、ショアジギング(オフショアジギングでも!)でぜひとも使っていただきたいダイワのカルディアSWをご紹介したいと思います!
それでは見ていきましょう!
目次

カルディアSWは、人気釣りブランドであるダイワから2022年3月に発売された大型スピニングリールです。
以前までは汎用スピニングリールとしての扱いしかなかったカルディアですが、今回満を持してSWシリーズとしてラインナップされました!
SWという名前が付くものとしてすでに存在するのが『セルテートSW』です。
SWシリーズはショアジギングやオフショアジギングなど、パワーを必要とする釣りで活躍してくれるリールとなっています。

大型の青物も視野に入れて作りこまれたカルディアSWは、多くのアングラーにとって期待の星です!!
カルディアSWは大型青物も相手にする事が出来る強靭なリールとなっていますが、どんな性能面に仕上がっているのかが気になる所ですよね。
ここからは、カルディアSWの性能についてご紹介していきます!
マグシールドとは、磁性のオイルを使用する事によって海水の侵入を防ぐ事ができる機能のことをいいます。
オフショアジギングでは船でポイントへ移動している際に海水を被ってしまう事がありますよね。
海水がリール内部に入ってしまうと錆びや腐食の原因となってしまい、リールの性能や寿命を著しく低下させてしまいます。
これら錆びや腐食などからリールを守ることができるダイワ独自のマグシールド機能は、ソルトウォーターアングラーにとって心強い存在です!

海水の中には当然塩や小さなゴミなどが混じっています。
これらの進入も防ぐことができるので防塵機能としても役立っています!

リールを巻いた際にゴリゴリ感、ジャリジャリ感があることを「塩噛み」と言います。
全てとはいいませんが、このような現象になることを抑えてくれるのは嬉しいですよね!

カルディアSWにはフルメタルモノコックボディが採用されており、これによって強靭なボディを生み出す事に成功しました。
モノコックボディとは、ボディカバーを廃止してボディに直接高精度のプレートをネジ込むことで固定したものを指します。
その恩恵として、剛性の向上や気密性の向上に加えてドライブギアのサイズアップを実現しています。
カルディアSWのドラグには、ATDというドラグ機構が採用されています。
ATDはダイワのドラグシステムとしてメジャーになっていますが、その性能は非常に優れたものとなっています。
魚の引きにオートマチックに追従してくれるため、初心者の方でも安心して使っていただけます。

ドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中できるとかすごすぎる!

私たち青物の強烈な引きを完璧にいなしてくれるんですね…。
カルディアSWはドラグワッシャーを4000~14000番には3枚、18000番には5枚使用しているので、ドラグ力の最大値向上だけでなく、大型青物などの強烈な引きにも耐える事が出来る耐久性を備えています!
カルディアSWには滑らかな回転がより長く続くタフデジギアが採用されています。
タフデジギアは滑らかな回転を生み出してくれるだけでなく、しっかりと緻密に計算されているからこその高い強度を実現しています。

とにかくギアが精密に作られているということ!
つまり強度があるのはもちろんの事、リールを巻いた際のノイズ音も軽減してくれるので、使っていて気持ちの良いリールになっています!
カルディアSWのローターにはエアローターが採用されています。

ローターとはスプールにラインを巻き取っていくために回転する部分のことをいいます。
エアローターは上手く負荷が分散する様な作りになっており、軽くても十分な強度を確保できるようになっています。
これにより、リールの軽量化を実現しています!

ショアジギングはフルキャストして竿をシャクって…の繰り返しです。
たった数グラムの違いで釣りが終わった後の疲労感が全然違います!!

中にはショアジギングを「筋トレ」と例えるアングラーもいるくらいだからね!
カルディアSWはスプールにもこだわり抜いています。
LC-ABS(ロングキャスト-ABS)と呼ばれているカルディアSWのスプールは、スムーズにラインを放出できる様に設計されている事によって従来型のABSⅡというモデルから約5%の飛距離向上を実現しました。

具体的にいうと、ラインとスプールの接点を前に出すことによりリング部分にラインが接触しづらくなったことで飛距離UPに繋がったんだとか…!

スムーズにラインが放出できるということは、ライントラブルも減るということ。
ナブラが湧いたり、時合のタイミングをライントラブルで逃すのはさすがに僕たちから見ても「かわいそう」って思うもんね。
スピニングリールで気を付けなければいけないのが不意のベール返り。
意図しないタイミングでベールが返ることにより、「ラインが高切れしてしまった」「リールが壊れてしまった」という話は、釣りをしていると一度は耳にする話です。
それらを防ぐのが、カルディアSWにも採用されているローターブレーキとマニュアルリターンです。
ローターブレーキは、ベールをオープンにした際にローターにブレーキをかけて、ハンドルの回転を防止してくれるシステムの事をいいます。
マニュアルリターンは「ハンドル回転でベールが戻る」といったようなオートマチックな仕組みではなく、手動でベールを返す仕組みのことで、こちらも不意のベール返りを防ぐための大事な要素となっています。(マニュアルリターンは、カルディSWの6000~18000番にのみ採用)

ラインの高切れはまだしも、リール本体が壊れてしまうと受けるショックは計り知れません…!

こういうトラブルを防ぐための細かな配慮はありがたいものです!

カルディアSWには、ローターの回転を制御するストッパーが搭載されていません。

上の写真の赤枠で囲っている部分がストッパーです。
一見すると「手抜きでは?」「少しだけラインを出したいときに不便だな…」と感じるかもしれませんが、実はストッパーがあると海水や異物などがリール内部に侵入しやすくなるというデメリットがあります。
ストッパーを無くすことによって海水や異物の侵入経路がなくなり、リールの耐久性の向上や軽量化に一役買ってくれているのです。
カルディアSWのスプールには下巻きの目安となるライン(溝)が彫られています。
面倒な計算などはいらず、下巻き目安ラインを見て巻けば綺麗に巻く事ができるので、アングラーの手間を大幅に省く事が出来ますよ。

ダイワの公式サイトに下巻き目安ラインからの糸巻量が載っているので参考にしてみてください!

では、実際に『カルディアSW 6000D-H』を使用した感想をご紹介します!
まず一番感動したのは、同じダイワから出ている「ステラSW」や「セルテートSW」などと比べて価格が大幅に抑えられているという点です。

同じ6000番で比較してみると、セルテートSW番の場合メーカー希望本体価格は60,500円ですが、カルディアSWの場合は35,000円です!

さらにいうと、釣具店やネットなどでの実売価格は約27,000円ほどになります!
大型スピニングリールは高くなる傾向にありますが、カルディアSWは見事にコストパフォーマンスの良さを実現してくれています!
もちろん、キャストのしやすさやブリなどの大型魚をかけた際の強烈な引きにもしっかりと耐えてくれるので、使い心地も非常に満足のいくものですよ!

百聞は一見に如かず!実際に手に取り、ハンドルを回してみて質感や使い心地を確かめてみてくださいね!
ステラSWやセルテートSWと比べてしまうと剛性や巻き心地、使用感などは劣る部分もありますが、初心者の方の最初の一台や、上級者の方のサブリールとしては文句なしの性能を持っていると言えるでしょう。

そもそも値段やスペックが違うのに剛性、巻き心地、使用感が一緒なわけないですからね!
気になる方はぜひ、釣具店で実際に見て触ってみるという事をおすすめします!
上を見ればきりのないリール選びですが、リーズナブルかつ高性能で、大型の青物にもしっかり対処してくれるカルディアSWはまさにイチオシのリールです!
ぜひ、カルディアSWを使って夢の大物を釣り上げてくださいね!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。