こんにちは!ぷくたくです。
今回は読者さんから大事な情報提供を頂いたので、その内容を記事にしました。
岡山県の南東部、瀬戸内市の牛窓町漁業協同漁協組合(以下「牛窓漁協」といいます。)が運営されている観光釣りいかだ、子父雁(こぶかり)フィッシングセンターが2022年9月20日をもって閉業になることが決まりました。
突然頂いた情報でびっくりしましたが、確認したところ山陽新聞等でも取り上げられています。
私自身、子父雁フィッシングセンターの存在はもちろん知っていましたが、お恥ずかしながら利用したことはありませんでした…。
長年にわたり、釣り人の皆さんを楽しませてくれた観光スポットであることは間違いないので、当サイト内でも感謝の意を込めてご紹介をさせて頂きます!
2022年9月20日の閉業日まではまだ時間があります!
この夏に利用してみるのもいいですね!
目次
「子父雁(こぶかり)フィッシングセンター」は1989年に牛窓漁協が営業を開始し、今年で34年目になる観光釣りスポットです。
子父雁漁港から約50m沖にある「一文字堤防」と、その周辺に浮かぶ3枚の「いかだ」の上で釣りを楽しむことが出来ます。
↑Googlemap上で見てみるとこんな感じ。
全長約200mにもなる一文字堤防と大きないかだが確認できると思います!(オレンジで囲っている部分)
そんな子父雁フィッシングセンターですが、一年中開業しているわけではなく、開業期間は4月20日~9月20日までの5か月間です。(岡山観光WEB公式より)
シーズン中は毎年1,000人前後の釣り人、家族連れなどが訪れて楽しまれているそうですよ!
▼子父雁漁港の詳細はこちらから確認できます!
岡山県の釣りポイント㊷ 瀬戸内市・子父雁漁港ここでは、子父雁フィッシングセンターで釣れる魚をご紹介したいと思います。
単純におかっぱりから少し離れた堤防と、いかだから釣りができるというわけではありません…!
子父雁フィッシングセンターは釣り場となる堤防といかだの周りに漁礁が沈めており、魚にとって住みやすい環境を作っています。
その影響もあってジカタに比べると魚影が濃く、メバル、カサゴ、マダイ、チヌ、アコウ、ヒラメ、コウイカ等が釣れるそうです!
過去には70㎝のマダイや50㎝のアコウも釣れたことがあり、実績は言うまでもありません!
事務所の壁には大物を釣った釣り客の写真が飾られていますよ♪
前述の通り、子父雁フィッシングセンターは毎年多くの釣り人を楽しませてくれ、34年も続いている歴史ある観光スポットです。
ではなぜ閉業してしまうのでしょうか?
確認したところ、閉業の理由は「高齢化」と「新たな担い手不足」との事。
これは業界問わず今の日本を代表する大きな課題ですよね…。
子父雁フィッシングセンターは漁港の組合員である4名の方が中心となり、利用客の受付、船での送迎、いかだの補修等を行っていましたが、平均年齢が65歳を超え、新たな担い手もいないことから打ち切りを決めたそうです。
34年もの間、フィッシングセンターを運営できたのはこの4名の方々のおかげです。
本当に本当にご苦労様でした。
今の日本を象徴する「高齢化」と「担い手不足」。
この大きな問題が、歴史ある子父雁フィッシングセンターの閉業の決め手となってしまいました。
利用したことが無い私でさえも、とても寂しい気持ちになります。
でも一番残念に思われているのは牛窓漁協の皆さんだと思います。
営業最終日となる2022年9月20日まではまだ時間があります。
お世話になった方もそうでない方も、34年という長い歴史に幕を下ろす「子父雁フィッシングセンター」を最後に利用してみてはいかがでしょうか?
下記に子父雁フィッシングセンターの情報を載せておきます!
運営:牛窓町漁業協同組合
営業時間:6:00~15:00
時期:4月20日~9月20日
料金:大人2,500円/小人1,200円
駐車場:あり
トイレ:あり
お手洗いはいかだや堤防に渡ってからでもセンターに電話をすると迎えに来てくれるそうです!
お子様や女性の方でも安心して利用できますよ!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!