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超簡単!小さなエギで楽しむ!岡山で人気のベイカ釣り!釣り方やコツをご紹介!

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こんにちは!ぷくたくです。


エギングのターゲットといえば、アオリイカコウイカヤリイカなどを思い浮かべる方が多いと思います。

私が住んでいる岡山県でも、これらのイカをターゲットにしたエギングは盛んに行われており、釣りの中でも人気なジャンルのひとつです。


実はそれとは別に、もう一つのエギングがあるのをご存じですか?

5㎝ほどの小さなエギやスッテを使い、小型のイカ『ベイカ』をターゲットとしたエギングがあり、秘かに人気を集めています!


↑これがベイカを狙う際に使用するエギとスッテです!

PUKUTAKU
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小さくてかわいいですよね!

充電器と比べるとそのサイズ感がよくわかると思います!


この記事では『ベイカの基礎知識』『仕掛け』『エギの動かし方』『釣果を稼ぐコツ』をご紹介していきます!

是非参考にしてみてください♪



岡山で有名なベイカとは?

私が住んでいる岡山では、『ベイカ』と呼ばれる小型のイカをターゲットにしています。

手軽に数釣りを楽しむことができ、シーズンになれば大人から子供まで多くの人で釣り場が賑わいます。

以前釣り場で一緒になったおじさんによると、一晩で150杯ほど釣ったこともあるそうです…(笑)


PUKUTAKU
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ちなみに、、、
私も一晩で100杯超えを達成したことがあります!その時の詳細は下記からどうぞ♪

【岡山県倉敷市】ベイカエギングでまさかの大爆釣!極寒&雨は関係なし⁉(2021年12月中旬)釣果あり

そもそもベイカとは、ジンドウイカの仲間の小形種で、日本では瀬戸内海(岡山・香川周辺)と有明海に生息しています。

瀬戸内海や有明海の特産といっても過言ではなく、岡山県では伝統的な四手網漁を使って獲ることからその風景が『夏の風物詩』と言われています。

PUKUTAKU
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ただし、実際は夏だけでなく春や冬のシーズンでもベイカを狙うことができますよ!


ベイカが釣れる時期について

ベイカは夏のシーズンに釣れるイメージがありますが、実は夏だけでなく冬の11月~1月頃、春頃にも釣ることができます!

上の写真は4月におかっぱりからキャストしたルアーに引っかかったベイカです(笑)

もちろん季節によって個体数や群れの大きさに差はありますが、ベイカはおかっぱりからほぼ周年狙うことができるイカなのです…!!



ベイカは食べても美味しいイカ!

食べたことのある方はご存知だと思いますが、ベイカはとても美味しいイカです!

限られた地域でしか流通していないので、全国に出回ることは少ないのですが、釣れたてのベイカをそのまましょうゆ漬け(沖漬け)にしたり、塩ゆでにしたり、煮付けにしたり、炒めたり…。

PUKUTAKU
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アオリイカやコウイカなどと違い、ベイカは下処理なしでそのまま丸ごと食べられるのも嬉しいポイントです♪



ベイカエギング・仕掛け図

ここからは実際にベイカを狙う際の仕掛けについてご紹介していきます!

上の仕掛け図に記載の通り、ロッドはメバル、アジなどのライトゲーム用のロッドを代用すればOKです。

PUKUTAKU
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ベイカ釣りは繊細な釣りなので、ラインは感度の高いPEラインの0.4号程度がおすすめです!



ベイカ釣りで使うエギ

ベイカを狙う時に使用するエギは1.5号~2.0号(ミニイカ専用)のものを使用します。



エギで釣れたベイカの写真です。

しっかりとエギを抱きかかえてくれています!(笑)

使用したエギは、YAMASHITAの『ナオリー レンジハンター シャロー 1.5号』です。



気を付けなければいけないのが、エギは同じサイズ(号数)でも3種類の沈下速度で分けられています。

それぞれの特徴をしっかりとおさえておきましょう!

  • ベーシック(通常)
  • シャロー(遅い)
  • ディープ(速い)
PUKUTAKU
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メーカーによっては、『ベーシックシャロー』というベーシックとシャローの間も展開していますよ!



MEMO

個人的な意見にはなりますが…、

ベイカの場合、エギのカラーよりも沈下速度の方が大事だと思います。

私自身、ベイカ用のエギはベーシックとシャローの2種類しか持っていません(笑)

それでもベイカさえいれば全然釣れます!

以前、100杯超えした時は始めから終わりまで同じエギを使用していました!

カラーうんぬんよりも、沈下速度が異なる3種類のエギさえあれば、それだけで狙いたいレンジに的確にエギを通すことができるので釣果アップに繋がります!



ベイカ釣りで使うスッテ

スッテについてもご紹介していきます!

各メーカーよりミニイカ用のエギだけではなく、「スッテ」も発売されています!



スッテで釣れたベイカの写真です。

使用したスッテはYAMASHITAの『おっぱいスッテ』です。

ぷにぷにとした柔らかいスッテはまさに…名前の通りです…(笑)

PUKUTAKU
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ベイカは大きい個体でも胴長10センチ程度のイカですが、釣れたときはしっかりと重みを感じることができます!


エギとスッテどっちがいい?

エギングをしていると『エギとスッテどっちがいいんだろう…」と思うことがあると思います。

また私の経験上でのお話ですが、ベイカに至ってはエギとスッテでヒットする割合は半々です。

なので、エギ単体でベイカを狙うのもいいですが、アシストリグを使用してスッテも付けておいた方が絶対釣果は伸びると思います!



エギにスッテを付けるときのアシストリグとは?

↑これはYAMASHITAから出ている『アシストリグリーダー』です。

アシストリグとは、リーダーから枝を出してエギとスッテを同時に投入することができる仕掛けのことを言います。

PUKUTAKU
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YAMASHITAから出ているアシストリグリーダーのサイズはS、M、Lとありますが、SでもMでも全然問題ないです!

全長65㎝と短めなので操作性はさほど変わりません♪


シーズン中はアシストリグが品薄になる可能性あり!?

ベイカ釣りは小さな子供や初心者の方でも簡単にできること、また釣れる時期が夏ということを踏まえると、夏休み中は多くの方がベイカ釣りに動き始めます。

よってシーズン中はアシストリグが品薄状態になることが多いです…!

見つけた場合は速めに手に入れておくことをおすすめします…!

PUKUTAKU
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ちなみに、エギやスッテはカラーバリエーションがあるのでお望みのカラーがなくとも商品自体が品薄になることはないと思います♪



エギの動かし方&釣り方

ここではエギの動かし方や釣り方についてご紹介していきます!

PUKUTAKU
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釣り方は基本的にアオリイカやヤリイカを狙うエギングと同じです♪



上の図をご覧ください。

シャクリは、手首だけでちょんちょんと軽く竿先を動かすイメージでOKです。


エギを動かす一連の流れを見ていきましょう!

  1. エギをキャストして狙うレンジまで沈める
  2. 2~3回ちょんちょんとエギをしゃくる
  3. フォールさせる
  4. 2と3を繰り返す

③のフォールの時にイカがエギを抱いてきます。

アタリは竿先に重みが乗ってくるので軽くアワセを入れます。(※力強くアワセると身切れの原因になるので注意!)

イカを掛けた後は、必ず一定のスピードでリールを巻くようにしましょう。

PUKUTAKU
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エギのカンナには返しが付いていない為、途中で巻くスピードを緩めるとイカがハリから外れてしまうことがあります…!



ベイカの釣果を伸ばすコツ

最後に、ベイカの釣果を伸ばすコツについて紹介していきたいと思います。

まずベイカは昼夜どちらでも釣ることはできますが、圧倒的に夜間に狙うのがおすすめです。


そのことを踏まえてベイカで釣果を伸ばすコツは①常夜灯の近くで釣りをすること、そして広範囲を探っていくこと③ベイカの群れに出会うことです。

ベイカは常夜灯などの明かりに集まってくる習性があるので、常夜灯の周辺を探っていくことが重要です!

また、エサを求めて広い層を遊泳するので、トップ(水面)からボトム(底)はもちろん、沖や足元も忘れずチェックしましょう!

PUKUTAKU
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見落としがちですが、足元の岸壁にイカがついていることもありますよ!


ベイカは群れで行動するイカなので、群れが入っているかどうかで釣果数がかなり変わってきます。

『昨日は50杯釣れたのに、今日は3杯しか釣れなかった…。』なんてことも結構あります(笑)

なので、ベイカの釣果を稼ぐ最大のコツは群れに出会うことかもしれません。

PUKUTAKU
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釣れなかったからといって落ち込む必要はありません。

また明日チャレンジすると今度は爆釣するかもしれませんよ…!☆



まとめ

いかがでしたか?

ここまで『ベイカの基礎知識』『仕掛け』『エギの動かし方』『釣果を稼ぐコツ』についてご紹介してきました!

ベイカ釣りはアオリイカなどの本格的なエギングとは違い、誰でも簡単にできるのが良い所です!



ベイカの塩ゆでと醤油バター焼き

また、釣ったベイカはいろんな料理方法で食べることができるので本当にありがたいですよね!

皆さんも、ぜひ釣って楽しい食べて美味しいベイカ釣りにチャレンジしてみてくださいね!


ベイカに関する釣行日記はこちら!


釣具紹介の記事はこちら!


最後まで読んでいただきありがとうございました。