釣具店で売られている代表的なエサに、アオイソメとゴカイがあります。
どちらも海のエサ釣りにおいて、絶対的な存在の釣り餌です。
でも釣りを始めたばかりだと違いを見分けるのって難しいですよね。
そもそも何が違うの?
どちらもミミズのような、ムカデのような…
使い分けは?
良く釣れるのどっち?
どちらも一緒に思われがちですが、
ちゃんとした違いがあるんです!
この記事では、アオイソメとゴカイの違い・特徴について分かりやすくまとめています。
それぞれの違いを理解し使い分けができるようになると、釣りの面白さがぐんと広がります!
ぜひ参考にしてみてください♪
(※実際の虫の写真があるので苦手な方は注意してください‼)
目次

全国のほとんどの釣具店で取り扱いがあるアオイソメ。
ゴカイに比べ値段も安いことから、釣り餌の定番となっています。
私が住んでいる岡山県では、10g100円~120円程度で売られています。
別名は、「青虫」「朝鮮ゴカイ」。
もともと日本には生息しておらず、韓国や中国が原産地。
多くは養殖したものを輸入して販売しています。

ゴカイに比べるとアオイソメはサイズが大きいのが特徴です。
大きな個体で長さ15㎝、太さ0.5㎝程になります。
ただ個体によってサイズが異なるので、店舗によってはSサイズ、Mサイズと分けて販売しているところもあります。
狙う魚の大きさに合わせてエサのサイズを選ぶことは釣りで釣果を伸ばすコツのひとつ。
また、ゴカイよりも丈夫といわれており、エサ持ちが良いのもアオイソメの特徴。
水中でクネクネとよく動くので、アピール力も強い。

代表的なのはカサゴ、カレイ、アイナメ、セイゴ、チヌ、ハゼなど。
万能餌といわれるだけあり、多くの魚が食ってきます。
アオイソメは『投げ釣り』『ブラクリ釣り』『マイクロテンヤ』など、様々な釣りで活躍することができますよ!

こちらもアオイソメに並ぶほど人気のある釣り餌。
値段はアオイソメより若干高く設定されています。
私が住んでいる岡山県では、10g150円~170円程度で売られています。
別名は、「石ゴカイ」「砂虫」「ジャリメ」。
ゴカイは日本にも生息しており、干潟や砂浜、汽水域の環境を好むといわれています。
釣具店で取り扱っているゴカイのほとんどは養殖されたものになります。
アオイソメに比べるとひと回り小さく、長さ7㎝、太さ2~3㎜が平均の個体になります。
アオイソメより弱く、エサ持ちが悪い傾向にありますが、
アオイソメよりも魚の食いが良いという話をよく聞きます。
私自身もなんとなくそれを実感しています。
わたしが日頃お世話になっている釣具店の店員さんによると、
お客さんにアオイソメとゴカイの違いを尋ねられた時は動きのアオイソメ、匂いのゴカイと説明するそうです。
夜釣りや曇りの日、濁りが入っているときなど、水中の視認性が低くても匂いで食いを誘えるゴカイが有利になるということでしょうか・・?
結論から言うと、
アオイソメで釣れる魚は、ゴカイでも良く釣れます(笑)
なので、そのポイントで釣れる魚のサイズ感、仕掛けの針の大きさに合わせてアオイソメとゴカイを使い分けると良いでしょう。
ここからはウソみたいなホントの話なのですが、
アオイソメより、ゴカイにとても反応する魚がいます。
ここまで名前の出てない魚、天ぷらが絶品の鱚(キス)です。

キス釣りをするアングラーは、アオイソメよりゴカイを餌にする方が多いのではないでしょうか。
キスの特徴はなんといっても細い口。
細いゴカイのほうが食べやすいんだと思います。
それにキスはゴカイが大好物ともいわれてます!
鱚(キス)を狙うときは、ぜひゴカイを使用してみてください♪

- ゴカイよりアオイソメの方が大きい
- アオイソメよりゴカイのほうが値段が高め
- アピール重視はアオイソメ
- 匂い重視はゴカイ
- キス釣りならゴカイ‼
いかがでしたか?
アオイソメとゴカイの違い、特徴について紹介しました。
釣り餌の使い分けができるようになると釣果アップに繋がります!
特徴を理解し、良い釣果をあげていきたいですね♪
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最後まで読んでいただきありがとうございました。