こんにちは!ぷくたくです。
私が住んでいる岡山県では、毎年夏の終わり~初冬にかけてイイダコ釣りがブームとなっています!
この時期はおかっぱりからも数釣りができるので、シーズン中は多くの釣り人がイイダコ釣りを楽しまれています!
この記事を見ている方の中には、「実際にイイダコ釣りをしたいけどやり方が分からない…。」と思われている方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、イイダコの釣り方はいたってシンプルで簡単なので初心者の方でもはじめやすい釣りです。
この記事では、「イイダコ釣りの釣り方」や「仕掛けの動かし方」などをご紹介していきます!
是非参考にしてみてください。
目次
まず最初に、イイダコの基礎知識についてご紹介していきます!
イイダコを狙う上で最低限の知識はつけておかないと!
さかな代表としてこの記事に登場します!!
釣果をあげる重要なヒントになる内容もお伝えしていきますよ!
まずはイイダコの生息地意識について。
イイダコは北海道南部~九州地方の沿岸地域と、かなり広い範囲に生息しています。
その中で水深が10~30m程の穏やかな内湾、かつ海底が砂泥になっていて岩が点在しているようなポイントを好みます。
また、イイダコは狭い場所を好む習性があるので普段は岩陰や貝殻の中などに身を潜めて過ごし、目の間を通るカニなどの甲殻類を捕食して生活しています。
秋頃に釣りをしていると、仕掛けに引っかかった空き缶やゴミの隙間からイイダコがにゅるっと出てきてびっくりすることがありますよ!(笑)
続いて産卵時期についてご紹介します。
地域差がありますが、一般的にイイダコは冬から春にかけてが産卵シーズンと言われています。
産卵前の秋頃から求愛活動の為浅場へ移動(接岸)してくるので、おかっぱりからもイイダコが釣れるというわけなのです。
早い所では8月後半から釣れ始める地域もありますよ!!
岡山県の場合、9月頃~1月頃までがイイダコのベストシーズンになります!
シーズン序盤は個体が小さいけど数釣りが楽しめます!
終盤にかけては数は減るけど良型のイイダコが釣れるようになります!
この章ではイイダコの仕掛けについてご紹介していきます!
仕掛けの全体図は上の写真をご覧ください。
おかっぱりからイイダコを狙う場合、エギやスッテを使用します。(次の章で詳しく説明します)
岩陰や隙間に身を隠しているイイダコですが、釣果をあげるコツは身を潜めているポイントの近くに仕掛けを通して仕掛けの存在に気づいてもらうことです。
つまり、繰り返しキャストができて、広範囲にアプローチできるロッドが必要ってことです!
とはいえイイダコ専用のロッドはありません。。
なので、適度にハリのあるシーバスロッドやエギングロッドを代用するといいよ!!
リールは2000~2500番がおすすめと書いておりますが、小さすぎなければぶっちゃけ何番でも大丈夫です!
ラインはイイダコの小さなアタリを逃さない為にもPEライン(0.8~1.0号)を選びましょう。
イイダコ釣りはボトム(底)の釣りなので、根ズレ対策のリーダー(12lb程度)は必ずつけてくださいね!!
続いてイイダコで使用するエギやスッテについて詳しく見ていきます。
エギやスッテはイイダコ専用のものもありますが、イカ用のものを代用してもOKです。
先に述べたようにイイダコはボトムに身を潜めています。
なので、ボトム(底)がとりやすいように既成の仕掛けにオモリを追加する方もいらっしゃいます。
オモリを追加することで飛距離もUP!さらに沖を探ることができます!
ただし、重くしすぎてしまうと根掛かりの可能性も増えるのでバランスが大事です!
迷ったらまずはアピール重視で選びましょう!
タコといえば、「赤」「白」「黄色」「ピンク」などが超定番のカラーです!
曇りの日や濁りがある場合はケイムラカラーもおすすめですよ!
ここからは私がよく使うおすすめのスッテをご紹介します!
①DUEL『イイやん』
業界初のイイダコ専用スッテ!ラッキョウをイメージしたイイやんエアロボディがゆらゆらとイイダコを誘います!さらにラトル音と夜光カラーでアピール力抜群!
②ハヤブサ 『イイダコパルパルスッテ』
貝殻のようなつやつやのパール玉がイイダコに猛烈アピール!ダブル傘針を採用し、バラシの多いイイダコをしっかりキャッチしてくれます!
③DUEL『タコやん』
タコの大好物のエビにそっくりなリアルボディで誘惑!ボディが海底から浮く仕様になっているので根掛かりも軽減されます!
この章ではイイダコの釣り方についてご紹介していきます。
イイダコは毎年同じ場所へ接岸するといわれています。
つまり、まず一番はじめに選びたいポイントは昨年イイダコが良く釣れたポイントです。
釣具店やSNS等でイイダコの釣果を知ることはできるので、ポイントは絞りやすいですよね!
イイダコが釣れた実績のあるポイントから始めてみましょう!
ただし、実績ポイントは釣り人も多く訪れます。
スレてしまって釣れない場合もあるので、自らの足でポイント開拓をしてみるのも重要です。
この章ではイイダコの釣り方についてご紹介していきます。
釣り方はコウイカエギングと同じように『ズル引き』が有効です。
手順は下記の通り。
- 仕掛けをキャストする
- ボトムをズルズルと引く
- コツコツと小刻みに揺らしたり止めたりして誘いを入れる。
- ②~③の繰り返し。
- 重みが乗ったらアワセを入れて回収する
仕掛けをボトム(底)まで沈め、“ズルズルとゆっくり巻いて止める”を繰り返すだけでOKです!
ズル引きでアタリが無い場合は、ちょんちょんと竿先を軽く動かし、アピールさせることも有効です。
仕掛けのカラーを変えたり、動きを止める時間を長くするなど、その日のアタリパターンを見つけることが重要です!!
イイダコが仕掛けに抱きつくと抵抗が強くなり、ロッドに重みが伝わってきます。
イイダコのアタリはかなり分かりづらいので、少しでも違和感を感じたり「重いかな?」と思ったらアワセを入れてみましょう!
仕掛けを回収してみると、ゴミだったり、海藻だったり…。
アワセたら根掛かりだったということもあると思います。
はじめは皆そうなので、少しずつイイダコのアタリを覚えていくといいですよ!
イカの仕掛けと同様にイイダコ専用のエギやスッテのハリにも”カエシ”がついていません。
イイダコがヒットしたらラインを緩めず、一定のスピードで巻くことでバラシを防ぐことができます!
魚とは違い、タコは自慢の足と吸盤を使ってバケツやクーラーボックスの壁を簡単によじ登ります。
「気付いたら全部逃走していた!」なんてこともあるので、釣れたイイダコを入れておくにはフタつきの水汲みバケツがおすすめです!
フタつきの水汲みバケツだと逃げる心配もありませんし、そのまま水中に沈めておくことでスカリ(釣れた魚を生け捕りできる網)としても活用できますよ!
冷えたクーラーボックスに入れていても、時間が経つにつれて魚の新鮮さが失われていきます。
スカリに入れて釣れた魚を帰るギリギリまで活かしておくことで、新鮮な魚を美味しくいただけますよ♪
いかがでしたか?
ここまでイイダコについてご紹介をしてきました!!
最後に、イイダコの釣果をあげるためのコツをまとめます!
- 接岸する場所はほぼ同じ!実績のあるポイントに行く
- 広範囲に探り、そのポイントで群れている場所を探す
- ズル引きが基本!!
- 釣れない場合はカラーや動きを変えてみる
- 釣れたイイダコの逃走に注意!
興味のある方は、ぜひイイダコ釣りにチャレンジしてみてください。
▼岡山でイイダコを狙うならココ!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。