遠投サビキ(投げサビキ)とは、ウキを付けたサビキ仕掛けを投げて沖を狙う釣りのことです。
家族や友人とサビキ釣りに来たものの、なかなか釣れない…。こんな経験はありませんか？
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そんな時は遠投サビキ(投げサビキ)の出番です！
遠投サビキは沖で回遊している魚を狙うことができますし、足元にはいない大物がヒットすることあります！
この記事では、遠投サビキ(投げサビキ)について、仕掛けや釣り方のポイントについて紹介していきます。
是非、参考にしてみてください。
目次
足元で狙うサビキ釣りのターゲットに加え、地域によってはサヨリ、マダイ、スズメダイ、グレ、セイゴ、ブリの幼魚(関東ではワカシ、関西ではツバスと呼ばれる)なども釣ることができます。
遠投サビキによって足元では出会えない魚種が釣れるのはうれしいですよね♪
しかも！
遠投サビキの良いところは狙えるターゲットが増えるだけではありません。
一般的に、足元の岸際には遊泳力の弱い小型の魚が身を寄せています。
成長とともに遊泳力がついてくると沖の方まで回遊範囲を広げていくのですが、遠投サビキで沖を狙うことで、これらの良型の魚を狙うことができるのです。
足元より大きな群れに出会える可能性も高まるのはドキドキしますよね！
遠投することで広角に狙うことができるのも特徴の一つ。
潮の流れに任せて仕掛けを横に動かすこともできますし、ウキ止めの位置を調整し仕掛けを上下に動かすこともできます。
狙うタナ(水深)をコントロールできるため、仕掛けを魚がいる層に合わせることができるのは遠投サビキの良いところですよね♪
次の章では具体的な仕掛けについて紹介していきます。
ロッドは投げ釣りなどで使用する万能ロッド(約3～5ｍ)がおすすめです。
通常のサビキ釣りに比べ、仕掛けの全長が伸びるので、取り扱いには注意しましょう！！
足元で狙うサビキの仕掛けに加え、投げサビキで必要になってくるのはウキ、ウキ止め、シモリ玉、ウキストッパーの4点。
ウキは撒き餌カゴと同じ号数を使用し、カゴの重量でウキが立つ状態にします。
先述の通り、ウキ止めを上下に調整することでタナ(水深)を調整することができます。釣っているうちにウキ止めがずれることがあるので、ときどき確認することを忘れないようにしましょう。
釣具店にはウキ、撒き餌カゴなど、遠投サビキに必要なものが全てセットになった仕掛けも売っています！
初めて挑戦する方にとっても嬉しいですよね♪
遠投するときに狙いたいポイントは次の通り。
- 魚が跳ねている
- 潮がヨレている
- 潮目ができている
分からない場合はなるべく同じ場所に仕掛けを投入し、撒き餌効果で魚を集めていきます。
キャスト時は周囲の安全を確認し、
- 撒き餌カゴの重量を活かして後ろに振りかぶる
- 竿の反発力を活かして振り抜く
- 着水したら糸ふけを回収し、アタリを待つ
竿を振り抜くときは力まず、あくまでも竿の反発力を活かして投入しましょう。
アタリはウキで確認します。
ウキが次のような動きをすればあたりの可能性があるので仕掛けを回収してみましょう！
- ウキがぴょこぴょこと上下に移動し、波紋が広がっている
- ウキが立った状態から横たわる
- 潮の流れに反し、不自然に横に動く
回収するときは仕掛けをゆるませないよう一定のスピードで巻きましょう。
仕掛けの全長が長い上に針が複数あるので、ゆるませると仕掛け同士を絡ませてしまう原因になります。
いいかがでしたか？
足元のサビキで釣れないときの秘策として、遠投サビキも用意しておくと心強いですよね！
遠投サビキによって良型の魚をヒットさせたり、珍しい魚種に出会えたときはとても嬉しいです！！
ぜひ、遠投サビキにも挑戦してみてください！
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
