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メバルについて知ろう!メバルの基礎知識、種類、習性、ベストシーズンなどをご紹介!

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こんにちは!ぷくたくです。


寒い冬の時期はついつい釣りから遠ざかってしまいますよね…。

1年中釣りをしていると豪語している私も、冬は正直さぼりがちです…(笑)


そんな真冬にショアから手軽に狙えるターゲットといえば…


そう、メバルです。


近年メバリングが大流行しており、釣具店でも冬の時期になればメバリングコーナーができるほど。

今回は多くのアングラーから愛されているメバルについて語っていこうと思います!


これから説明する内容の中には、メバルを狙う上で大事な要素がたくさん含まれています。

これらの情報を知った上でメバルを狙えば、おのずと釣果も上がってくるでしょう…!

今後のメバリングに活かして頂ければ幸いです。



メバルについて

まずは基礎知識!

目が大きいことから古くから「眼張」「目張」と呼ばれてきたメバルは、北海道の南部から九州地方まで日本の沿岸部に広く分布しています。

日本のどこからでも狙えるということも人気になった理由のひとつと言えますね!


メバルは大きくて35㎝ほどまで成長しますが、成長スピードがとても遅い魚として知られています。

一般的に良型といわれる20㎝ほどのサイズになるには約5~6年、尺メバルといわれる30㎝を超える個体に成長するには10年以上もかかるのです。

PUKUTAKU
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ちなみに成長スピードが早いといわれるヒラメの場合、1年で20~30㎝、3年で40~50㎝まで成長しますよ!!


また、メバルは食べてもおいしい魚としても有名ですよね。

脂肪の少ない淡泊な白身なので、刺身、唐揚げ、塩焼き、煮付けなど、どんな料理でもマッチします!

PUKUTAKU
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私の好きな料理は煮付けです!味噌汁にして食べるのも美味しいですよ!



メバルは〇〇する魚だった!

実はメバルは性転換する魚というのをご存知でしたか?

PUKUTAKU
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他にもキジハタ(アコウ)、ベラ、コブダイ、カクレクマノミなど、性転換する魚は意外に多いんです!


メバルは幼魚のうちはオスとメスの割合が半々ですが、5年も経つとその9割がメスになるそうです。

つまり、良型のメバルはほとんどがメスということになるのです。



メバルは種類によって習性が異なる

メバルにも種類があります。

一般的に「アカメバル」クロメバル」「シロメバル」と大きく3つに分けることができ、各種類ごとに習性や生息している場所が異なります。

ここではそれぞれの特徴をご紹介していきます。


アカメバル

アカメバルは体色が赤や金に近い色をしています。

藻場を好み、多くはストラクチャー(魚の棲み家)に居ついているケースが多いです。

ボトム付近にいることが多く、根魚を狙っているとアカメバルが釣れることがあります。


クロメバル

クロメバルは体色がやや黒or青っぽい色をしています。

クロメバルは潮通しのいい岩礁帯や磯場を好み、その周辺を回遊しながらエサを捕食します。

行動範囲が広く、表層からボトムまで広いレンジで釣れます。

そのカッコイイ見た目から、アングラーの間では「ブルーバック」という呼び名で愛されています。


シロメバル

シロメバルは体色が薄茶色っぽく、お腹付近は白い色をしています。

3種類の中で最も釣りやすいと言われており、漁港近くにも多く生息しています。

ボトムから中層付近を泳ぎながら頭の上を泳ぐベイトを捕食します。


もちろん全てのメバルが上記の習性に当てはまるわけではないのですが、3種類のメバルの習性を知っておくだけでも、メバルを狙う際のパターンが増えるのは間違いないですね!



メバルのシーズン

ここではメバルが狙えるシーズンについて解説します。


メバルにとって快適な水温とされているのは約12℃~16℃あたり。

比較的低水温には強いのですが、高水温は苦手な魚です。

水温が20℃近くになるとメバルの活性が低くなり、それ以上になると低い水温を求めて沖の深場に移動してしまいます。

つまり、日本沿岸の海水温から考えると6月~10月は釣れにくく11月~5月は狙いやすいということになります。

中でもベストシーズンは3月~4月頃。

その理由を下で説明しますね!


産卵後に活性が上がる⁉

メバルは12月~翌2月頃に産卵シーズンを迎え、深場から浅瀬へと移動を始めます。

主な産卵場所は天敵の少ない浅瀬の岩場、消波ブロック、藻場など。

PUKUTAKU
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産卵時期になるとおかっぱりからからでも狙えるポイントにメバルが集まってきます!!


産卵直後は体力が消耗しているので一時的に活性が下がりますが、その後は春が近づくにつれてメバルにとって過ごしやすい水温となり、徐々に活性が上がっていきます。

3月頃になると産卵を終えたメバル達が体力を回復させるべく、浅瀬で爆食いをしながら沖に戻る準備を始めます。

この時期が最も釣れる時期と言われています!


※抱卵したメバルはリリースを

注意

先にも説明をしましたが、メバルは成長が遅い魚です。

20㎝の大きさになるのに5年かかります。

近年はメバリングが大流行している影響で日本各所で必要以上にメバルが釣られてしまい、メバルの数自体が激減しています。

今後もメバリングを楽しむためにも、小さなメバルや食べきれないほどの数を持ち帰ることは控えましょう!

抱卵したメバルはお腹の中に数千個の卵を持っています。

資源保護のためにもお腹の大きいメバルは優しくリリースしてあげましょうね。



メバルは夜行性

メバルは夜行性の魚です。

なのでナイトゲームの方が圧倒的に釣りやすいです。


おかっぱりからメバルを狙う場合に、まず選んでほしい場所は常夜灯のあるポイント

常夜灯の明かりに寄ってきたオキアミやエビを捕食する為に、メバルも常夜灯周辺に集まってきます。

警戒心の強い良型のメバルは常夜灯から少し離れた場所からエサを狙っているので、常夜灯の明かりが届く場所だけでなく、少し離れた明かりの届かないポイントも細かく探っていくといいでしょう。


夜行性のメバルですが、日中全く釣れないということはありません。

日中は藻場や岩陰などに身を隠しているので、日中にメバルを狙うにはストラクチャー周辺を中心に狙ってみましょう。

また、小さなメタルジグなどを使い思わず口を使わせる方法(リアクションバイト)もおすすめです。


PUKUTAKU
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実際にメバリングのやり方、仕掛け、コツなどは別の記事で紹介しているのでそちらを参考にしてください♪

▼初心者必見!メバリングの基礎を学ぶ!仕掛けやコツをご紹介!

初心者必見!メバリングの基礎を学ぶ(入門編)仕掛けや釣り方のコツを紹介!!

まとめ

いかがでしたか?

ここまでメバルの基本的な情報をお伝えしてきました。

知っている内容もあったかと思いますが、メバルの基礎知識を知っている人と知らない人では釣果に差が出るのはいうまでもありません。

メバルの本格シーズンが始まる前にもう一度メバルについておさらいしておくのもいいと思いますよ♪


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最後まで読んでいただきありがとうございました。